1981-02-18 第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
また、考えますと、資料を繰ってみましたら、昭和四十九年三月のオイルショック後の総合物価対策、このときには五十三の品目の価格凍結政策、そしてその中では、お酒の中ではビールだけが生活関連物資としてこの価格凍結品目に入っている。これも酔っぱらうために飲むんだという説明とは違った現実だと思いますね、政府自体がおやりになったことですから。
また、考えますと、資料を繰ってみましたら、昭和四十九年三月のオイルショック後の総合物価対策、このときには五十三の品目の価格凍結政策、そしてその中では、お酒の中ではビールだけが生活関連物資としてこの価格凍結品目に入っている。これも酔っぱらうために飲むんだという説明とは違った現実だと思いますね、政府自体がおやりになったことですから。
これは普通の商品についてもそういうことはあるのでありますが、そういうことがありますので、いままで日本の土地政策というものは、戦後一貫して地主に非常に甘い政策、供給が足りなければすぐ税金を安くする、あるいは固定資産税は上げないというようなことでやってきたことになれているために、凍結政策をやっても、がんばればそれはいずれまた解除されるのではないか、二、三年ひとつしんぼうしてみようというようなことで、地主
そこで、私が指摘したような意味においての管理政策が行われるというようなことは、金利の自由化と逆行する金利凍結政策あるいは金利体系の硬直化というものをもたらすという意味において、公正な商取引という言葉が当てはまるかどうかわかりませんが、公正なやり方であるかどうか。公取委員長の御見解を承っておきたいと思います。
この野党のかたくなな態度のよって来るところは、公共料金凍結政策にあると想像されるのでありますけれども、物価対策として公共料金を凍結すべしというのは一つの考え方であると思います。しかし、これは大分古い考え方であります。すでに六年も前にOECDにおきましては、経済学者を動員しまして、インフレ下における経済政策を検討したのであります。
予算委員会等でも若干の質疑があったようですけれども、この時点で財政的にもいろいろ問題がある、国の決める公共料金の据え置きが一層財政の負担を招くというようなところから、いま公共料金の引き上げ問題、あるいはこれまでの公共料金の凍結政策を白紙に返せというような意見も大蔵省あるいは財政当局などで議論をされているやに聞いているわけです。
これに対して、石油関連製品が長くは凍結できないということは目に見えているわけでありますが、ともかく二通りの方法をもって、現在のところ、凍結政策をおとりになっているわけであります。その一つは、値上げに事前に了承をとる方法である。それからもう一つは、小売り段階における値上げ自粛勧告措置であるということであります。
○受田委員 そうしますと、アメリカやイギリスがやった賃金その他の凍結政策というのは、あれは統制経済であったと大臣は判断するのですか。
特に英仏、この両国の国際収支の問題が注目をされておるのでありますが、イギリスでは御承知のようにポンドの価値の切り下げをやり、同時に物価、賃金の凍結政策をやって、何とかして国際収支の均衡をはかりたいといういま努力をしておる最中だ、このように見ております。
あるいはイギリスのまねをしてペイ・ポーズ政策をやろう、賃金凍結政策を大いに検討してみる必要があると、こういうようなことも言っておる。この点はどうも日経連としてはすばらしく激しい態度で労働の問題に対処しているということをよくあらわしていると思うのであります。まあ与党の皆さんには耳が痛いかもしれませんけれども、櫻田という日経連の代表常任理事は、政府はたよりにならないと、こうきめつけている。